Korua Shapes
今日は私達が乗ってるKORUAについて。
目次
KORUA SHAPESとは
「KORUA SHAPES」はスイス人のプロスノーボーダー、Nicolas Wolken(ニコラス ウォルケン)と数人のライダーによって2014年に立ち上げたスノーボードカンパニーです。
KORUAのラインナップはすべてポーランドのNBL社で製造されているそうです。NBL社は「誰もやったことのないような全く新しい商品を作りたい」というコンセプトのメーカーです。KORUA SHAPESらしいですね。
僕が知っているKORUAのメンバーはニコラスウォルケン、ステファンマウラー、水野淳文、アンティアウティあたりですかね。他にもいっぱいいるそうですが。
KORUA SHAPESが出している動画「Yearning For Turning」の概要欄に様々なライダーの名があるので気になる人はチェックしてみてください。
Yearning For Turning
そしてこの「Yearning For Turning」がめちゃくちゃかっこいいんです。
Yearning⇒憧れ、切望、あこがれ、熱望
名前からもわかるように、とにかくターンに熱い情熱が注がれているようですね。
動画を見ていてもすべて納得がいく内容となっています。
KORUA Shapes - YEARNING FOR TURNING Vol. 6 - Carve Oddity
現在はVol.1~Vol.8まで出ています。舞台は世界中の山なのですが、なんとVol.3とVol.5は日本となっています。
そして!Yearning for turning Vol.9がそろそろアップされそうです。またまた舞台は日本‼かなり楽しみですね。
これらの動画はめちゃくちゃ難易度の高いトリックがあるわけではないのですが、とにかくターンがかっこいい!
様々な地形を利用して滑走する姿に目を惹かれるわけです。そして個人的にダントツで好きなターンをするのが「Nicolas Wolken」です。元々はアルペン上がりのライダーらしいのですが、この人のカービングターンがとてつもなくきれいなのです‼
「Antti Autti」のKORUAの板で繰り出すスタイルもかなり大好きです。Nicolas WolkenとAntti Auttiの二人で滑っている動画を見てしまうともう冬が待ちきれなくなります。
Pyhä - Polar Light w/ Antti Autti & Nicholas Wolken
そんな、どこでも自由に楽しみながらかっこよく滑るスタイルを楽しんでいるのがKORUA SHAPESのCrewなのです。
SHAPES
KORUA SHAPESは毎年新しいShapesを出しています。定番なのはPencil,Tranny Finder,Cafe Racer,Dartあたりでしょうか。
ただ、真っ赤なソールに真っ白なトップシートというデザインは変わらず何年たっても飽きることのない板となっています。
左からPencil,Tranny Finder,Cafe Racer,Dartとなっています。
KORUA SHAPESの価格は¥69,000+TAXとなっています。
それぞれ形状とサイズ、試乗会で乗った時の感想を書いていきたいと思います。
Pencil
コンディションに左右されない最高のモデル。オンピステとオフピステの両方のバーンで雄大なターンを描くことが出来ます。
形状:Float Camber
サイズ:147/159/164
カービング、パウダーを求めたい方はこれ一本ですね。パウダーでの浮力感も最高ですし圧雪バーンでのターンも気持ちよく乗れます。
Tranny Finder
フリーライド、フリースタイル、カービングを詰め込んだモデル。魅力的なターンと操作性を求めるライダー向けです。
形状:Float Camber
サイズ:154/157
こちらはステファンマウラーが考案したシェイプでKORUAの中では一番汎用性のあるモデルです。カービングもパウダーもキッカーもすべて楽しみたいという人に向いていると思います。
Cafe Racer
ノーズからテールまでしっかりとしたエッジグリップで、タイトなターンやクイックなラインを描きたい、ゲレンデを切り裂くようなライダー向けです。
形状:Full Camber
サイズ:144/156/159/164
ゲレンデでのターンはこのモデルが一番です。紹介した中では唯一のFull Camberなだけあってグリップ感が良く、ターンの切り返しもスムーズで軽いです。
Dart
トラディショナルなシェイプに現代的なライディングスタイルによって生まれたモデル。サーフライクなターンと最高な時間のために作られました。
形状:Float Camber
サイズ:152/156/160
Dartは遊び心くすぐられるモデルですね。これでプレス系のトリックなんかは気持ちよくてたまらないです。
KORUA PLUS
左:Pencil+ 右:Cafe Racer Split+
しかし17-18から今までのKORUAから「PLUS」というモデルが出始めました。
現在は、Pencil+、Tranny Finder+、Cafe Racer+、Escalator Split+などが発売されています。
PLUSはノーマルのKORUA SHAPESに比べ軽くなっており、通常のKORUAより操作性がぐっと良くなった感じです。
ソールもトップシートも真っ黒でこれまたかっこいいですね。
価格は¥93,000+TAXでスプリットタイプは¥109,000+TAXです。価格もかなり上がりますがその価値もあると思います。
まとめ
KORUAについて簡単に紹介しました。実際に乗ってみないとわからない事が多いと思いますが、これは様々なライダーに乗ってみてもらいたいなと思う板です。日本ではまだまだ知名度が低い方かもしれませんが、これからかなり人気が出てくると思っています。
この記事を機会にKORUAについて興味を持っていただけたら嬉しいです。
日本でも不定期で試乗会を行っているのでフェイスブックでチェックしてみてください。
https://ja-jp.facebook.com/koruashapes/